こんにちは! 桶川市のあおば整骨院です。
いや~ 毎日暑いですね~
関東地方も梅雨明けをして、夏本番って感じですね。
この暑い季節で特に気をつけなければいけないのが、熱中症ですね。
熱中症は高温多湿の状態が長く続くと、体温があがりすぎてしまい、体温調節の機能がうまく働かず、体内に熱がこもってしまい発症してしまうと考えられております。
私たちの身体は、汗をかくことで、体温の急激な上昇を防いでいます。
汗をかくことは、体温の上昇を防ぐには大切ですが、汗が大量に出ると、身体から水分と塩分、ミネラル(ナトリウムやカリウム)などが失われてしまい、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温の調節がうまくできなくなってしまい、熱中症を発症しやすい状態になってしまいます。
そうならないためには、汗の材料ともなる失った水分や塩分、ミネラルを飲み物や食べ物で摂取することが必要です。
● 熱中症対策のために摂取したい飲み物
熱中症対策としては、水分補給は欠かせません。
しかし、水分といっても、塩分やミネラルが含まれていなければ良くありません。
なぜならば、汗には塩分やミネラルが含まれているためです。
発汗により失われた塩分やミネラルを補わなければいけません。
● 熱中症対策に適した飲み物
〇 スポーツドリンク
〇 麦茶(カフェインゼロで、ミネラルが豊富)
〇 味噌汁
〇 スイカ(90%以上が水分で、ミネラルが豊富)
● 熱中症対策に適さない飲み物
〇 ビールなどのアルコール飲料
〇 コーヒー、緑茶などのカフェインを含む飲み物
アルコールやカフェインは利尿作用が強いため、逆に脱水症状になりやすく危険です。
● 熱中症対策のために摂取したい食べ物
熱中症対策に必要な栄養素としては、塩分・カリウムなどのミネラル・疲労回復させる効果のあるクエン酸・疲労物質をたまりにくくするビタミンB1などが重要で、飲み物や食べ物から摂取することが必要となります。
● クエン酸を含む食品
〇 梅干し
〇 酢
〇 レモン
〇 グレープフルーツ
〇 イチゴ
〇 パイナップル
〇 キウイ など
● カリウムを含む食品
〇 するめ
〇 ほうれん草
〇 パセリ
〇 大豆
〇 アボカド
〇 納豆
〇 じゃがいも
〇 にんにく
〇 モロヘイヤ
〇 海藻類 など
● ビタミンB1を含む食品
〇 豚肉
〇 うなぎ
〇 玄米
〇 きな粉
〇 いくら
〇 すじこ
〇 たらこ など
ビタミンB1は、単独では吸収しにくいので、アリシンを含む食品と一緒に摂取すると取り込みやすくなります。
● アリシンを含む食品
〇 にんにく
〇 玉ねぎ
〇 エシャロット
〇 ニラ
〇 あさつき
〇 長ねぎ
〇 らっきょう など
これから夏本番に向けて、熱中症にならないためにも、規則正しい生活をして、体調管理し、こまめな水分補給やバランスの良い食事を心がけ、熱中症になりにくい身体づくりをしていきましょう!